イチョウの木から感じる英語

御堂筋の銀杏の木が美しい黄金色に色づいています。以前、アメリカ人に銀杏の話をしたら、そんな葉っぱは見たことがないと言われて、「葉っぱが扇の形をしていて秋には黄色になる、ほら、あの木じゃない」と言っても伝わらないので、「こんな形、知ってるでしょ?」と絵に描いてみても伝わらなかったことがあります。銀杏の葉がわからないなんて、よほど植物について疎いのかなと思ったことがあります。

 

英語ではイチョウの木は ginkgo といいますが、もともとは中国に由来する木だそうで、英語圏では仮にイチョウの木を見たことがないという人がいてもおかしくはないようです。 

 

大阪で生まれ育った私には、御堂筋のイチョウの木と踏まれた銀杏の種の匂いは秋の風物だったので、イチョウの木はどこにでもあって誰でも知っているものだと思っていました。

 

西洋では"ginkgo" といえば、"fish oil" と並んでメジャーなサプリのひとつで、記憶力を助け、脳の働きに効果があるというイメージの方が強いかもしれません。日本でもありますが、西洋でもサプリの売り場に行けば見つかります。黄金色の葉を見て秋を感じたり、その種を食したりする日本でのイメージとは違いますね。

 

秋に葉を落とす木は「落葉樹」ですが、英語では"deciduous tree" といいます。TOEFLの対策をされている方は知っておいてもいいと思います!植物学の話なんかで出てきますよ。ぜひイチョウの木と関連させて覚えておきましょう。

 

一方、葉っぱが一年中落ちない木は常緑樹といいますよね。英語でも、漢字そのまんまで "evergreen tree" といいます。一年中色あせることなく緑色ということなので、音楽が"evergreen" だというと、いつまでたっても新鮮な音楽だという意味になります。

 

ちなみに、「匂い」は一般的に "smell"ですが、ちょっと科学的な表現にあたる "odor"TOEFL対策では知っておきたい単語です。デオドラント製品って ありますよね?あれは "deodorant" と書いて、「de (脱) + odor(臭) + ant (もの)」だから、体臭を消してくれるような製品のことをいいますよね!銀杏の匂いは…、"awful smell" (ひどく嫌な臭い)だとかわいそうだから、ちょっと客観的に"strong odor" ( 強い匂い)とでも表現しておきましょうか。  

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安田 祥子

 

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コメント: 1
  • #1

    Keiko Masui (水曜日, 02 12月 2015 00:47)

    そう言えば私もアメリカ人の友達に銀杏について聞いてみましたが、ピンとこないようでした。金木犀はsweet oliveだったかな?すぐに通じたのですが、同じ秋に香る樹木でも香りにかなりの違いがあって少し笑えます。evergreenで思い出すのは確かバンクーバーでそういう名前の病院だったか???違う!nursing homeだったはず、がありまして、なんかいいネーミングだなって思ったのを思い出しました。

    匂いでもう1つ思い出したのですが、マサチューセッツで暮らしてた時に、日本から柴犬とボーダーコリーを連れて行ったのですが、借りていた1件家のバックヤードの更に裏が林って言うかちょっとした森みたいな場所で、スカンクがたま~に出るんです。柴犬は警戒心が強いので近づいたりしなかったのですが、ボーダーコリーはなんていうか好奇心の塊みたいなワンコだったので、庭には行って来たスカンクに近づいてしまい、スプレーを浴びせかけられて情けない顔で部屋に戻ってきたのです。それはそれは何とも言えない匂いでして速攻でシャンプーしましたが全然ダメで、ワンコを飼ってる近所の人に聞いたらトマトジュースで洗うと匂いが抜けるとか・・・、でもそれは出来ないなって思ってトリミングショップに連れて行って事情を話しました。その時期にはよくある事らしくて快くシャンプーを引き受けてくれまして、2時間後に迎えに行くと匂いがほぼしないまでにフンワリしてました。この話と先生の「匂い」の話の何が関係するかというと、お支払して明細書を頂いた時に見てみたら、普段は普通にshampooって書いてある欄に「de-skunk」って書いてあったので爆笑した事を、先生の「de(脱)odor(臭)+ant(もの)」の「de」を見て思い出したのです。それにしても「de-skunk」ってね、面白くて笑ったな~って。英語のそういう使い方ってツボってしまいます。