オバマ大統領夫人の心に響くスピーチで英語を学ぼう:今の私があるのは…

何というファースト・レディーでしょう!

ファースト・レディーって、大統領をサポートするだけではないんでしょうか?

全てをここで共有したいですが、一部をご紹介します。(素晴らしさが伝わるといいのですが…。)

 

このスピーチでは女性の教育と地位向上の重要性を強調されましたが、それは単に方策の問題ではなく、私達の態度と信念(attitudes and beliefs)の問題であるという要旨です。

 

そのためには女性だけでなく男性の意識、男性が自分が女性を本当に対等な存在として見ているかどうかを問いかける必要性があることを自らの体験談をもってお話しされます

 

動画10:18からの部分です。

 

See, what I want you all to understand is that I am who I am today because of the people in my family -– particularly the men in my family -– who valued me and invested in me from the day I was born. 

 

さて、皆さんにわかって欲しいのは、私が今日の私であるのは私の家族のお蔭です。特に、家族の中でも男性達です。私の家族の男性達は、私を価値のある存在として尊重し、私に投資をしてくれました。私が生まれたその日からです。

 

I had a father, a brother, uncles, grandfathers who encouraged me and challenged me, protected me, and told me that I was smart and strong and beautiful

 

私の父、兄弟、叔父、祖父達は、私を励まし、私の意欲を掻き立て、私を守ってくれて、そして、私が賢く、強く、美しいと教えてくれました

 

And as I grew up, the men who raised me set a high bar for the type of men I’d allow into my life -- (applause) -- which is why I went on to marry a man who had the good sense to fall in love with a woman who was his equal -- (applause) -- and to treat me as such; a man who supports and reveres me, and who supports and reveres our daughters, as well. 

 

私が成長すると、私を育ててくれた男性達は、私が私の人生に入る許可を与えてもいい男性のタイプに高い基準を設けました。(拍手)そのお蔭で私は1人の男性と結婚することにしたのです。自分自身と対等の女性と恋をする感覚を持っている男性です。(拍手)そして、私をそのように扱ってくれる感覚の持ち主です。彼は私を支え、敬い、また同じように私達の娘たちも支え、敬う男性です。

あと、ここからはラストに近い動画の26:16から始まる部分をご紹介します。

 

My ancestors came here in chains.  My parents and grandparents knew the sting of segregation and discrimination. 

 

私の先祖はこの国に鎖でつながれてやってきました。私の両親と祖父母は人種隔離と差別の痛みを知っていました。

 

Yet I attended some of the best universities in this country.  I had career opportunities beyond my wildest dreams.  And today, I live in the White House, a building -- (applause) -- but we must remember, we live in a home that was constructed by slaves

 

でも私はこの国の優秀な大学に出席しました。私の熱い夢以上の就業機会を得ました。そして今、私はホワイト・ハウスに住んでいます。その建物は…(拍手)私達は記憶しておかなければなりません。私達は奴隷達によって建設された家に住んでいるということを

 

Today, I watch my daughters –- two beautiful African American girls -– walking our dogs in the shadow of the Oval Office.  And today, I have the privilege of serving and representing the United States of America across the globe. 

 

今、私は、私の娘達、二人の美しいアフリカ系アメリカ人の娘たちが大統領執務室の陰で私たちの犬を散歩させる姿を見ます。そして今、私は地球上でアメリカ合衆国に仕え、代表を務めるという特権を持っています。

 

So my story and the story of my country is the story of the impossible getting done. 

 

ですから、私個人のストーリーと私の国のストーリーは、不可能なことを成し遂げるストーリーなんです。

何というファースト・レディーでしょう!心に訴えるスピーチでした。

お名残り惜しいですが、続きを学んでみたい方は、ウェリーズのレッスンで♪

心斎橋英語塾 Wellies へようこそ!

安田 祥子

 

ホームページ